結婚式、入学式、卒業式。人生の節目を飾る式典がいろいろありますね。その大切な節目をとらえて保存する記念写真。ここはひとつ頑張って綺麗になろうとするのは女心です。いつもより念入りに、メイクにも力が入ります。でも、シャドウの色を変えたり、つけまつげをちょっと濃い方にしてみたりして、いつもと違う顔にするのが目的でしょうか。いつまでも残し、様々な人の目に触れる写真にいつもと違う顔でいいのでしょうか。化粧というのは、化けることではありますが、仮装ではありません。自分でないものになることではありません。素の自分をちょっと良くするのがメイクの力です。それができます。プロの手にかかれば。プロの化粧道具を見たことがありますか?シャドウも口紅もファンデーションも、まるで画家のように驚くほどの色の種類です。その仕事も画家のようです。絵を描くときに、素人はぬり絵のように空は青、雲は白、地面は灰色、木の幹は茶色、葉は緑と色分けします。絵心のある人は空の青は一色ではないことを知っています。遠くに行くほど白味を加えて空気感を出します。緑に茂る葉も、光が当たる上方と影になった下の方では別の色を重ねてボリュームを出します。プロのメイク師も同じ作業をします。新婦さんのメイクを見ました。お嫁さんですから清楚な感じで仕上げるためにナチュラル系で行きましょうということでした。ファンデーション三色で肌の色に透明感を出しました。茶系のシャドウ四色を使って、目に深みを出しました。つけまつげは使わず、アイラインとマスカラで目力アップ。お嫁さんの喜びから来る瞳の光と相まって、ご自身の素を残したまま、それは美しく仕上がりました。Copyright(c) 2025 プロのメイクで記念写真が取れるスタジオ All Rights Reserved.